有酸素運動は途中で休むと脂肪が燃焼しない?
有酸素運動は15分以上継続しないと脂肪が燃焼しないとよく言われていますが、トイレ休憩などで少しの間休むだけで脂肪は燃焼しなくなるのでしょうか。
もしそうなら、ジョギングで信号待ちするだけで脂肪の燃焼がストップしてしまうので、信号がないコースを探さなければなりません。
実は、有酸素運動は15分以上継続しないと脂肪が燃焼しないというのは間違いです。5分間を3回行って合計15分運動した場合も、15分続けて行った場合も脂肪の燃焼量は同じです。
1日の運動時間を仮に30分と決めたとして、30分を必ず一気に継続しなければならないと考えるから運動を面倒と感じるのではないでしょうか。もっと気楽に考えて大丈夫です。1日30分の運動時間が目標なら3分を10セット行ってもダイエット効果は同じなのです。
朝ジョギングを10分行い、日中は床磨きを10分行い(床磨きは速いペースのウォーキングに匹敵する消費カロリー)、寝る前に10分早歩きでウォーキングを行うような運動方法で全く問題はないのです。
運動が苦手な方は、日中の家事を積極的に行うようにしてみてはいかがでしょうか。家事でダイエットができるのかと心配になるかもしれませんが、例えば料理を作ったり後片付けをしたりするのは、外でウォーキングを行うのに比べて約半分のカロリーを消費します。
また、床磨きなど掃除に関係する家事はたいてい速いペースのウォーキングに匹敵する消費カロリーなので、掃除関係の家事をあえて行い運動の代わりとすればよいのです。